遠くのこだま

日々のあれこれ写真日記

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高麗美術館の特別企画展


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鴨川沿いの道をサイクリングした日は、植物園の後にさらに北上して加茂川中学近くの高麗美術館へ行きました。



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塀瓦の模様がすごく細かくてエキゾチック。
館内には、高麗・朝鮮の美術工芸品と資料が展示されていますが、ほとんどは個人の寄贈品で、こじんまりした規模ながらも朝鮮民俗の歴史に触れることのできる貴重な美術館です。



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今年はちょうど日韓併合から100年が経過したということで、「写真絵はがき」の中に見る朝鮮民俗をテーマに展示会が開かれていました。
思えば「韓流」ブームこのかた、韓国は日本にとってずいぶん近い国(もともと地理的には近いですが^^;)になったような気がします。
そのわりにここ100年間の近代化や植民地時代の様子を知っている人は、一定の年齢以下では少ないんじゃないでしょうか。
物を売る人や家族の集合写真、半島の道路に敷かれた線路、遊ぶ子どもたちの様子、美人ブロマイドふうの妓生写真など、さまざまな人々を活写した絵はがきから庶民の暮らしぶりが生き生きと使わってきて面白い展覧会でした。

李朝の雰囲気にもうちょっと浸っていこうと、昼食は河原町今出川の「李青」(以前の記事は、ココとかソコとか)に寄り、またビピンパ(夫はトック)を食べて帰りました。暑い日だったので、冷たい水晶果(スジョンガ)もと~ってもおいしかった♪

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[ 2010/10/01 21:59 ] 文化空間 | TB(0) | CM(0)

追悼公演


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井上ひさし氏追悼公演「黙阿弥オペラ」、前楽の11日夜に観てきました。
幕末から明治前半にかけて、河竹新七(黙阿弥)と彼が知り合いになった庶民たちの生活感あふれる人情劇。
15分の休憩含みで3時間半は長い~(^_^;)
最近体力も集中力も低下の一途をたどっているせいか、どちらかというと気乗りしない観劇だったのですが、幸い始まると舞台に引き込まれて長さはあまり苦になりませんでした。

「御恩送り」という素敵な言葉もいいですが、江戸歌舞伎を支えてきた新七(黙阿弥)が時代の流れだからと突然、西洋に倣ってオペラを書けと言われて、「頭を使わず何の創作の工夫もなく、ただ流行だからと西洋生まれのものを取り入れるがいいのか。飲み食いに事欠いても好きな芝居を観に来てくれる観客が、本当に見たがっているのはどんな芝居なのか。それを書くことが私の使命なんじゃないのか」とつぶやく場面に劇作家井上さんの信念が投影されているようで心に響きました。

多少の小道具配置の変化くらいで、舞台転換はなし。
大量のセリフが洪水のように流れてきます。ちょっと発声に難がある人や疲労なのか掠れ声になっている人もいる中で、北村有起哉さんは声量豊かで言葉も聞き取りやすかったなー。

今回、夫のお誘いでエントリーしたチケット。発券したらオドロキの最前列だったのですが、一番観やすい席というのは、やはり10列目前後か二階の一番前あたりでしょうねぇ。
舞台に近すぎると全体の雰囲気や照明効果などはわかりにくい。ずっと顎上げて見るから首も痛くなるし。
でも座高の高い人や前のめりの人に視界を遮られてイライラすることもないし、ゆったり足がのばせるのはとても快適だったのだから、文句言うとバチが当たりますネ(^_^)v


[ 2010/09/13 11:10 ] 文化空間 | TB(0) | CM(2)

歌舞伎見物の一日


少し時間が経ってしまいましたが、先週末は久しぶりに歌舞伎にどっぷり浸かってきました。
「義経千本桜」を昼夜通しで観劇。昼の部終了後と夜の部開場の間に一度お茶休憩に外へ出ましたが、合計10時間くらい南座にいました。



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演目自体面白いものだし、勢いのある海老蔵が三役を務めて荒事あり世話ものふうあり宙乗りあり、さらに相手役に玉三郎を迎えていることもあって、昼の部は満席の看板が出ていました。夜も高額の「特別席」がちらほら空いていたくらい。外の猛暑にぎっしりの人いきれで空調があまり効いていなかったなぁ。

海老蔵の狐忠信は運動神経のよさは申し分なかったけれど、もう少しケモノの妖しい雰囲気がただよえばいいのになと思いました。
四幕目の「木の実・小金吾討死」は初めて観ました。何本もの縄を使った立ち回りが美しかった。
三階の大向うさんがすぐ近くの席で観ていたので、頭の上から声がガンガン降ってきて帰りの京阪電車の中でも耳に残響が……(笑)。

ともかく歌舞伎で昼夜通しというのは、私の年齢ではもうシンドイ。集中力が続きませんわ。
別の日に分けて観たかったのに、通し狂言は一回で観終えるべしなどという夫につきあってしまいました。
その夫も疲れたのでしょう。帰宅して私が外で植木に水やりをしていたら、家の中からどおおぉぉん!と大きな音。と同時に「おわぁっ!」叫び声が。階段から転げ落ちてすり傷を作っていました(^_^;)


オマケ→ 
(大向うに興味のある人はどうぞ。面白いですよ。ただし声がデカいのでご注意を)



[ 2010/09/07 17:15 ] 文化空間 | TB(0) | CM(0)

昼夜通しで


今日はこれからお芝居(歌舞伎)を観に出かけます。
通し狂言を昼の部+夜の部で一気に…なんて観方は若い時にも一、二度あったかどうか。
体力がもつだろうかと心配ですが、ま、もたなかったら寝こけるだけですから(^_^;)。


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夫の出張みやげ。東京ばな奈。
今日は幕間も長いから、おやつに持っていこうっと。



[ 2010/09/04 08:40 ] 文化空間 | TB(0) | CM(2)

Holidays


三連休、土曜日早朝に車で高速を飛ばして滋賀の空家(夫の実家)へ。
草取りと片づけもの、ゴミ出しに行ってきました。
夏の外作業、二時間が限度です~
昼にはこっち(大阪)へ帰ってきてました。


なかなか梅雨が明けない中、横浜のお店から届いた初秋用の花苗。
植え付けは晴天がいいだろうと二日待ったのですが、相変わらず降ったり止んだりすっきりしないので、小雨に濡れながら今日素焼きポットに植え込みました。
早く日光に当ててやりたいな。




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日曜日には大阪市内へお芝居を観に行きました。
歌舞伎とシェイクスピアの融合。
とってもゴージャスな、夢のように美しい舞台でした。



明日からまた普通の一週間。
暑くて体がダルダルだけど、うまく折り合いをつけて消耗を避けましょう。
って言っても、朝の涼しいうちに家事をかためてやってしまうとか、日陰になってから買物に行くなんて些細なことくらいしか実際はできないんですけれどネ(^_^;)




[ 2009/07/20 18:37 ] 文化空間 | TB(0) | CM(2)

南座で観劇


じわじわと新型インフルエンザが広がりつつある大阪府。
今のところ、私の住んでいる市内では感染者は出ていないようですが、近隣の市では休校措置が取られたそうです。
人ごみは避けた方がいいのではと思いつつ、多くの人が利用する電車に乗って多くの人が一つ処にじっと集まる空間に昨日マスクなしで四時間半も居ました(^_^;)。


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京都南座の五月歌舞伎公演。
夜の部で、雨がざーざー降る午後にテンション低めで出かけましたが、お芝居自体は面白かったです。
歌舞伎観劇は二度目の夫のためイヤホンガイドを借りたのですが、私もこの演目は初めてだし、どんなふうにガイドしてもらえるのか知りたくて、自分も使ってみることにしました。

そんなに煩くもないし(実はしゃべりっぱなしなのかと勝手に想像していました)、話の筋はもちろん衣装や舞台装置のこと、セリフまつわる裏の意味の補足など、通の観客でないと気づけないような、パンフレットにものっていない内容までガイドしてもらえて、これ、いいなぁと感心しました。
もちろんイヤホンジャックは消毒済みだし(笑)、観劇中の周囲の迷惑なオトが気にならなくなる点でもかなり値打ちものです。
歌舞伎だけじゃなくて他のお芝居でも、あったら私使いたいと思いました。

夫が楽しみにしている幕間のお弁当。おいしくて、しかも廉価で大満足。
お芝居がはねた午後9時前、外に出ると雨は小止みになっていました。


[ 2009/05/18 14:38 ] 文化空間 | TB(0) | CM(2)

初春芝居見物


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一昨日、大阪松竹座の一月公演(歌舞伎)を観に行ってきました。
夫を連れて……はい、夫五十歳にして歌舞伎初観劇です(^_^;)
自分の体調を考えると、昼の部の方がよかったのですが、初めての彼が動きの少ない上方の世話物など見ても退屈するのはあきらかなので、ダークでハードな(笑)仇討もの通し狂言がかかる夜の部のチケットを取っておきました。

心配していた咳も、続けて咳き込みそうになったのは一度だけで、急いでお茶を飲んだりミントのタブレットを舐めたりして、なんとかやりすごしました。

私たちが観た四世鶴屋南北作「霊験亀山鉾」通し上演は、なんと関西では77年ぶりだそうで、しかも毒殺・返り討ち・だまし討ち・胎児もろとも妊婦を惨殺・罠にはめてのなぶり殺し…の残虐非道な冷血漢が主人公。凄惨な殺しの場面が何度も出てくるお芝居ですから、おめでたい初春の演目としては、なかなかユニークだったかも。
でも、「歌舞伎の華は悪」って昔から言いますものね。
白塗りにすらりと黒の着流し、当代仁左衛門丈。
ぞっと冷たい美貌の艶めきこそ悪の華、かな。ウヒヒ(^_^;)

長時間観劇でしたが、筋立てに展開性があり、時々面白い趣向もあったおかげで、夫も睡魔に負けず、なんとか大詰までがんばりました。
本来の意味どおりの「幕の内弁当」をってことで、開演前に劇場で予約しておいたお弁当を幕間に食べたりしたことも楽しかったようです。
また行きたい…とは言いませんでしたが(笑)。




[ 2009/01/25 00:14 ] 文化空間 | TB(0) | CM(5)

堂本印象美術館へ


よく晴れて夏なみに気温が上がった昨日、衣笠にある堂本印象美術館へ行ってきました。

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青空の下、レリーフがくっきりと浮かび上がる白い外壁。
ユニークな建物は一度見ると忘れられないデザインです。
絵を見る前に、むしろ建物や内装の方に興味を引かれてしまう。
自分の作品を自分の好きな空間の中で展示したいというコンセプトで自ら設計・デザインを担当して造られた、まさに建物そのものが作品、まるごと「堂本印象の世界」なんですね。


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左から、ガラス扉の取っ手に入れられた印象直筆の絵→エントランス前の植込み内の飾り→門の上部についた金色の装飾。
他にも案内板や椅子、資料室の扉、窓枠など細かく印象自身の手になる装飾が施されていて、見所の多い空間になっています。

ただ、私個人の好みで言うなら、もう少しあっさりしている方がいい。
館内いたるところに施された画家のデザインは、それだけ見る分には面白くて飽きないんですが、絵の展示を見終えて疲れた眼や神経にはちょっとしんどいです。
特に今回の展示、色づかいのはっきりしたモダンな表現の作品がが多かったため、よけいにそう感じたのかもしれませんが。

堂本作品の常設展示も入れ替えがあるらしく、見たかった「木華開耶媛(このはなさくやひめ)」が今回は出ていなかったので、展示内容が変わった時にでももう一度行ってみようかなと思っています。



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外庭に置かれたベンチ。これも印象氏のデザイン。
一瞬、座ってみようかと思いましたが、背もたれのあたり、私の体重でバキバキ~と折れたりしたらえらいことやわ・・・と自粛。
どう見てもこれ、実用じゃなくてオブジェっぽいものね(^_^;)




[ 2008/10/09 15:33 ] 文化空間 | TB(0) | CM(4)

千年紀


ようやく秋らしい気配になってきたせいか、外へ出て行きたくてうずうずしています。
何か面白い展覧会でもやっていないかな、と探していると、あっちにもこっちにも目につくのは「源氏物語」。
今年は千年紀を記念して、秋の京都は源氏イベントが目白押しです。
どれがいいかなぁと迷いつつ、まずは気軽に買物ついでのデパート催事から。


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和紙塑像家の内海清美さんが人形350体で物語の代表的な16場面を表現した展示会です。
衣冠束帯・十二単の時代ですから、いくらでも色を重ねて眼の眩むような美しい絵巻物に作り上げることもできるでしょう。
それを白一色で、すべて無色で造形というところに惹かれて見に行ったのですが、衣の装飾等に幻惑されない分、かえって人形とは思えないほどの生々しい艶っぽさが増幅されていたように感じました。暗めの照明に幽かな音を響かせる会場の設えも見事。
パンフレットの写真は、藤壺の髪をつかんで迫る光源氏ですね。
「もののあはれ」といった繊細な美意識を凌駕するような、凄艶な雰囲気が漂っています。



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同じ日にデパートの一階では「源氏物語と和菓子」展もやっていました。
こちらは片野孝志氏の料紙と、和菓子の老舗「虎屋」製作のお菓子の組み合わせ。
「御所車」とか「扇面夕顔形」、「浦の秋」「山吹重」など、物語にちなんだ意匠のお菓子が美しく並んでいて、まさに食い入るように(笑)眺めた後、地階食料品売り場の「虎屋」へ直行^^;

写真のお菓子は薯蕷饅頭の「若紫」です。
高校の古典の授業で習う機会も多い場面だと思いますが、源氏が少女時代の紫の上を初めて見るとても印象的なシーンが第五帖にありましたね。
「雀の子を犬君が逃がしつる。伏籠の内に籠めたりつるを」と泣く小さな紫の上。
お菓子の籠目文様は、その伏籠を表しているのでしょうか。


京都の和菓子屋さんでは、源氏物語の一場面や女君の名前にちなむ創作菓子が今月からぐっと増えてきました。
秋のお茶会シーズンを迎える折から、今年はそういう需要も多いのでしょう。



[ 2008/09/24 09:52 ] 文化空間 | TB(0) | CM(4)

久しぶりに美術展へ


この前電車に乗ったのはいつだったっけ…なんて思い返してみてびっくり。
なんと8月3日に大阪府内へお芝居を観に行ったっきり一度もありません。
夫が休みをとった昨日、一ヵ月ぶりに「お出かけ」してきました。

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京都文化博物館で15日までやっている「KAZARI 日本の情熱美」展。

縄文時代から現代に至るさまざまな場での飾りを集めた面白い展覧会でした。
「時に実用性を度外視するほどの<かざる>情熱は、日本の文化を形成する上で大きな原動力となってきました」とチラシにも書いてありましたが、確かに。
私など飾ることはあまり好きではないし、飾るセンスもありませんが、みんながみんな「シンプルが一番」なんて考え方していたら、文化は衰退していくんでしょうね。


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これなんか江戸時代(17世紀)の武将の兜(かぶと)ですが、斬新というか、なんて変わっているんでしょう。
他にも、敵に「??」とインパクトを与えることはできても、とてもこれじゃ戦えそうにないと思えるウサギの耳の形をしたヒョロ~ンと長い兜や、現代ものでは自転車の部品だけで作った巨大な海老など、実用性よりウケ狙いの面白い作品が真剣に展示されていました。
もちろん、繊細な絵が美しい江戸期の印籠や根付、びらびらの簪、土器や陶器など、普通に素晴らしい飾り物もたくさん見てきました。



博物館を出てからは、まだまだ暑い京都を三条から四条まで歩いて、堺町通りの割烹で食事。
カウンター9席のみの、こじんまりした新しいお店で、ご主人もまだ若い方でしたが心配りのいき届いた気持ちのいいお店でした。 →じき 宮ざわ
お料理の写真はありませんが、たいへん美味しかったです。
新サンマを、つみれの椀物でいただきました。
名残りのハモは香ばしく焦げ目がつくまで焼いて、あんかけで。
一日寝かせた鯛のお刺身を岩塩で食べるのも珍しかったし、土鍋で炊き立ての、とびきり美味しい御飯を、蒸らしなし→少し蒸らして→もっと蒸らして、と少しずつずらしながら食べていくのも、時間の経過にともなう味の違いがよくわかって、自宅でもやってみたくなりました。

[ 2008/09/06 00:51 ] 文化空間 | TB(0) | CM(2)

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