遠くのこだま

日々のあれこれ写真日記

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古書の命をつなぐ仕事


放射冷却で冷え込む朝には、やっぱり12月だなぁと寒さに納得。
そしてお昼過ぎる頃には、降りそそぐ明るい陽射しに、今年も暖冬よねぇ…と
窓際に椅子を持っていく。
そんな日々でしたが、今日は雨が止んだ後も天気はなかなか回復せず、実際の気温より寒々しく感じます。

blog081217


近くの公園にある池。
見上げる空は真っ白なのに、鏡のような水面にはきれいな青空が映っていて、不思議な光景でした。



・・・・・・



ルリユールおじさんルリユールおじさん
(2006/09)
いせ ひでこ

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フランスでは長い間、出版と製本・装丁の兼業が法で禁止されていました。
当然、傷んだ本を直したり美しい装丁を手がけたりする職業が必要で、プロの製本職人のことをRELIEUR(ルリユール)と呼んだのだそうです。

パリの朝。
何年も読み込んだたいせつな植物図鑑の綴じがばらけてしまった少女。
でも書店で新しい本に買い替えるんじゃなくて、壊れた愛読書を直して読み続けたい。
見開きの右ページと左ページそれぞれにルリユールのおじさんと少女の行動が別々に描かれつつ出会いまで進んでいく展開にわくわくします。
「古い本を愛し、その命をたいせつに守る」という絆で結ばれている少女とルリユールおじさん。
おじさんの仕事ぶりが見事でため息が出そうになります。糸と針で古びた本を手縫いするわけですからねぇ。

機械化が進む現代では、60もある製本工程をすべて手仕事できる職人さんはもうヒトケタに減ってしまっているそうですが、尽きかけている本の寿命を蘇らせる「魔法の手」をいつかこの目で拝見してみたいものです。


[ 2008/12/17 13:11 ] 読書 | TB(0) | CM(3)
NoTitle
池の写真、きれいですね。
下の幕末カード、幕末知識が薄いワタシでさえも欲しくなり
ます。きれいなカードだなと思えば便利堂さんでしたか。
先生に紹介してもらったのに就職試験に落ちた苦い思い出の
会社です(苦笑)。
ワタシもたまに老舗モールから買い物をしています♪
[ 2008/12/17 21:59 ] [ 編集 ]
職人好き
そよこさん こんばんは。

不思議できれいな写真ですね。
どちらがほんとうの空かわからなくなりそうです。
まるで、水面の下に別の空があるみたい。

ルリユールおじさん、面白い構成になっているんですね。
とても楽しそうです。
どんなに古くぼろぼろになっても、大切にしている本を新しいものに替えられない少女の気持ち、よくわかります。
手仕事の職人さんはいずこの国でも、減ってきているんですね。
昔から、職人展などで職人さんの手元を見るのが好きでした。
いつか私もルリユールのおじさんの「魔法の手」を拝見できるといいなと思います。
[ 2008/12/17 22:02 ] [ 編集 ]
こんばんは
>あきらさん

幕末月旦札は今年の夏に出て、即売り切れだったようです。
幕末ファンは多いし、特に今年は大河ドラマも幕末でしたからねー。
私も出遅れて、11月になってからやっと入手できました。

便利堂……わぁぁ~そうだったんですか。
苦い思い出、掘り起こすようなことになってしまってゴメンナサイ~~v-436


>ミツコさん

夕方に近い時間の写真なんですけれど、水面に映っている青色がこんなにはっきりしているなんて、自宅で写真整理している時に初めて気がつきました。

簡便さと速さと量を最重視する時代に逆行するような手仕事の職人さんって、
たぶん自分の仕事や技術に対してたいへんな誇りと信念を持っていらっしゃるんでしょうね。
もともと人間の手が生み出した物を、同じ手が修繕するというのはきわめて自然なことに思えるんですが、どこの国でもオートメーション化が進む一方で、寂しい気がします。

ミツコさんはパリにいらしたことがおありでしたよね。
絵がすごくしゃれていて、行ったことのない私でもなぜか「パリっぽい」と感じる町の中の風景も魅力的な絵本でした。


[ 2008/12/17 23:47 ] [ 編集 ]
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