遠くのこだま

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気楽に読めて面白い


ツチヤの貧格ツチヤの貧格
(2008/12)
土屋 賢二

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土屋教授のエッセイは、いつ読んでも面白い。
何か活字を読みたいんだけれど、重い内容や疲れるような本じゃない方がいい、というような場合に最適……と言ったら失礼かもしれませんが、もちろんいい意味でリラックスして読める本ということです。

たとえば、本書から一つ紹介すると、行きつけの食堂では「六十歳以上は5%割引」というサービスがあるのだけれど、六十一歳の土屋先生はなぜか素直にそのサービスを受ける気になれないらしい。
気持ちの引っ掛かりは、「六十歳以上」という点にあるのです。
もしそれが「将棋の有段者割引」だとか「成績優秀者割引」といった類なら抵抗なくサービスを受けるそうで、「老人割引」というのは年配者にとってけっしてストレートに心晴れやかな喜ばしいサービスではない、ということを知って「そうなのかなぁ」と少し驚きました。
「『体脂肪率30%以上は割引』『ハゲなら割引』というサービスを人は喜んで受けるだろうか。『老人割引』もこれに近い気がする」と土屋先生は力説されています。

関西人(←土屋先生にとって理解の範囲を超えている人種)にこの質問をしてみたところ、「結構なことやないか。ハゲ割引があったら、ハゲの関西人はみんな喜んでサービス受けるで」と言われて、先生は驚愕しておられましたが、う~ん、どうだろう。
現実的な利益を優先するイメージの強い関西人ではあるけれど、自ら進んで「わたし、体脂肪39%あるねん!」などと他人に簡単にばらせるかどうか、ちょっと疑問です。たとえ怖いもんなしの大阪のオバチャンでもね(笑)。
まぁ、先生も書いていらっしゃったように、割引率が5%ではなく50%だったら、羞恥心などあっさり捨て去るのがおおかたの関西人ですけれど(^_^;)

……というような毒にも薬にもならないけれど楽しいことを、つい真剣に考えてしまうエッセイ集なのでした。




[ 2009/02/03 06:43 ] 読書 | TB(0) | CM(0)
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