遠くのこだま

日々のあれこれ写真日記

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脳神経障害とと医師


妻を帽子とまちがえた男 (サックス・コレクション)妻を帽子とまちがえた男 (サックス・コレクション)
(1992/02)
オリバー サックス

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脳神経医オリバー・サックス博士(映画「レナードの朝」の原作者)が、自分の患者たちの症例を元に綴ったメディカル・エッセイ。

タイトルから思い浮かべたイメージは、ちょっとユーモラスな感じだったのですが、そんな生易しい症例ではありませんでした。
目が見えないわけではなく、見た物が何なのか認識できない障害-「視覚的失認症」というらしいです。
相手の顔を見て、それが誰だったかわからないというのではなくて、それが人間の顔なのかそうでないのかもわからないのです。
家具や消火栓などの「モノ」と「ヒト」を区別できない。深刻です。
彼は博士の診察を受けた後、診察室から辞去しようとして、被ってきたきたはずの帽子を探して手を伸ばし、付き添ってきた妻の頭をつかまえて持ち上げ、被ろうとしたそうです。

二十四人の患者の障害と症状が書き留められているのですが、もちろんそれは不思議な症状の紹介が目的ではなく、そういう障害を持ちながら生きること、人間として生きる意味について語られています。
メディカル用語に疎い私には難しかった、ということもありますが、それ以上に、想像もつかないような症状の「現実」に圧倒されてしまって、正直読むのが辛い部分も多々ありました。



[ 2008/04/15 23:11 ] 読書 | TB(0) | CM(2)
映画
こんにちは。

映画「レナードの朝」、劇場では落としましたが、
当時ロビン・ウィリアムスが好きで、
LDを買って観ました。

患者本人もさることながら、
付き添えない医者の苦悩も
描かれてました。

私にはメンタルヘルスが自分でできない友人がいます。
掲示板に自殺をにおわすような書き込みを見て、
大慌てで実家へ電話をしたり・・・。
「死ぬな」というのは簡単ですが、
では、どうやって生きていくのか?と問われれば、
返答に困ってしまいます。

この間、ご両親ともどもお会いして、
お話しする機会がありました。
私にできることは年齢的に辛いこの時期、
わからなくてもいいから、
見守ってやってくださいというだけでした。
女35歳、中途半端で確かに苦しかったです。

普通に生きられるはずが、この調子ですからね。
この本にでてくる人の身内の心中はいかがなもんでしょうか。
[ 2008/04/16 11:56 ] [ 編集 ]
きたこさん、こんにちは
「レナードの朝」、ロビン・ウィリアムスとロバート・デ・ニーロでしたね。
脳神経も肉体の一部ですが、骨折や癌などと違って、こういう病気には
より感情面のケアが必要なんでしょうね。

それでも本当の苦しみは本人にしかわからないし、医者も身内も肩代り
してあげることはできません。
きたこさんのお友だちのことにしても、おっしゃるとおり、周囲は結局
愛情を持って見守ることしかできないんじゃないかと思います。

この本ではあまり詳しくはでてこなかったんですが、患者への周囲の接し方は
けっして過剰な保護意識などではなく、「愛情ある静観」みたいな気がしました。
必要な手助けはしつつ、適切な医療と、できるだけ温かい環境を与えること・・・
それでも、どう生きていくのか、考えて答えを出すのも本人であるべきなんでしょうね。
周囲はできる範囲でそのサポートをする、という感じでした。
[ 2008/04/16 13:22 ] [ 編集 ]
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