遠くのこだま

日々のあれこれ写真日記

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自転車レースの奥深さ


サクリファイスサクリファイス
(2007/08)
近藤 史恵

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エデンエデン
(2010/03)
近藤 史恵

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スポーツとしての自転車レースに初めて興味を持ったのは今から22年前。
ソウルオリンピックをひかえた年の夏、その頃住んでいたマンションで衛星放送が見られるようになり、物珍しくて映画や外国のスポーツ番組などをザッピングしていた時にたまたま見かけたツール・ド・フランスの中継でした。
200人近いプロの選手たちが、ヨーロッパの美しい街なみや農村・アルプスやピレネーの過酷な山岳コースを背景に疾走しながら最終日フランスのパリへ凱旋する三週間の長大なレース。
総合優勝者が身にまとうマイヨジョーヌ、平地で競うスプリンターたち、その年の山岳を制するクライマーは誰なのか。そして何よりも面白かったのがチーム間の駆け引きや思わぬアクシデントに伴う種々の人間ドラマでした。

『サクリファイス』の主人公は日本のプロチームでエースを支え、レースを有利に運ぶためのアシスト役。
時には自分にめぐってきた千載一遇のチャンス(ステージ優勝できる可能性)さえも諦めて、ひたすらエースの総合優勝とチームの勝利に貢献しなくてはなりません。
サクリファイス(Sacrifice)=犠牲、のタイトルどおり、捨駒になる覚悟でチームのために走ることに青春をかける青年の熱い志や悩みを軸に、ややミステリータッチの事件や秘密などもからめて最後までだれることなく楽しめる作品です。

『エデン』は『サクリファイス』の続編で、今年出たばかりの新作です。
ヨーロッパのプロチームに入った主人公が初めて挑戦するツール・ド・フランス。
折しも七月に衛星放送で今年のツールを見たばかりだったので、すごくリアルな臨場感がありました。

この小説の主人公と同様、アシストとして実際ツール・ド・フランスを走っている日本人選手はいます。
国外で活躍する野球やサッカーの選手に比べてほとんど報道がないのはどうしてでしょうねぇ。

[ 2010/09/23 17:43 ] 読書 | TB(0) | CM(0)
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