遠くのこだま

日々のあれこれ写真日記

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中国からきた魔除けの像


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一週間ほど前の寒さが緩んだ晴天の日に蝋梅を見に行った後、仁王門通りをそのまま東へてくてく岡崎まで歩きました。
平安神宮の大鳥居南までほんの少しというあたりに、以前から気になっていた建物があります。
古い館の屋根に乗っかってる朱塗りの八角堂みたいなものは何なんだろう……。




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建物は藤井有鄰館(ゆうりんかん)。
藤井善助という人が収集した中国の美術工芸品を展示・保存するために大正15年に建てられた美術館だそうです。
写真は逆光で見にくいですが、そう言われてみれば黄色い屋根瓦や玄関前の獅子像など、東洋風な雰囲気はあります。




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調べてみると、このお堂は美術館の建設と同じ時に中国の北京から移築されたものだとか。
望遠レンズじゃないので限界がありますが、防護網をかぶって堂の屋根の上に何体もの動物像が見えます。
これも堂といっしょに北京から運ばれてきた「走獣」という魔除けの像だそうです。
日本でも、特に京都の町家などでは今でも屋根瓦に鍾馗さんを乗せているのをよく見かけますが、そういう類のものなのでしょう。
でも、実際に長い年月中国の空を見ていた像が今は京都の風に吹かれていると思うと、時間的にも空間的にも遠い旅をしてきた走獣たちに感慨をおぼえます。


[ 2011/02/08 22:52 ] 京都・その他 | TB(0) | CM(0)
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