遠くのこだま

日々のあれこれ写真日記

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初夏の旅② 東京・本郷


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谷中・根津方面から言問通りを通って本郷まで歩いてきました。
初めての東大、弥生門から入ります。



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なぜ東大へ来たのかといいますと、ちょうど時間的にもよかったのでお昼を学食でと思ったからです。
広い東大構内にはたくさん学生食堂がありますが、中でも一般人が入りやすい中央食堂へ。
地下なので太陽光はなく、益田ミリさんがエッセイの中で書いていた「どこか大きな工場の倉庫みたい」な感じでした。
日曜日なのに、学生、肉体労働者ふうの人、サラリーマン、観光客、地元の家族連れ、ベビーカーの親子、外国人……老若男女が後から後から並びます。



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青い紙が敷いてあるガラスのサンプルケースで注文するものを確かめてから食券を買って、指示された受け取り口にトレイを持って並ぶ。ああ懐かしい。学食でご飯を食べるのって三十年ぶりくらいかなぁ。
東大の学食は広くて席数もメニューも(ついでに分量も)多くてお値段安いし、人いっぱいなのも納得です。
もしかしたら東大生より一般人の方がたくさん利用しているんじゃないかと思うくらい。
私たちはキャンパス定食(¥500と¥480)を取って、一番人気の赤門ラーメンは食堂横の生協第二購買部でレトルトパウチを売っていたので買って帰りました。ついでに記念のノートやボールペンも。(「東京大学」とネームが入っている他はごく普通の文房具です。^^;)




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昼食後は、大学構内をぶらぶら。
安田講堂はひっそりしていましたが、例の封鎖攻防後の荒廃を経て1989年に改修工事を終えてからはまた式典や公開講座などに使われるようになっていたようですね。なんといっても東大のシンボル的な建物ですものね。
位置的には私たちが昼食をとった地下の食堂はこの芝生の下あたりだったのかな。




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緑に染まった三四郎池でひと息ついて図書館の横を通って赤門から本郷通りへ出ました。



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赤門って正式には「旧加賀屋敷御守殿門」と言うのですね。
加賀前田家のお殿様たちは、お屋敷地に将来日本で最も偏差値の高い最高学府が建つとは想像できなかったでしょう。






下は東大正門ですが、風格のある赤門と違って、ここで写真を撮る人はいませんでした。こっちが正門なのに(笑)






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東大正門前で本郷通りを西へ折れて、本郷の落ち着いた街並みを散策しました。
ここは大正3年創業の老舗「万定フルーツパーラー」。
昭和初期の建物のレトロな雰囲気は中の様子もさぞや…と想像され、入店して見たかったのですが時間の都合で外観だけ。




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本郷六丁目あたりには昭和初期にタイムスリップしたかのような古い木造の建物があって、都心にいるとは思えないような雰囲気を味わえるのがいいです。
明治・大正の頃の下宿屋が昭和になって旅館に……この「鳳明館」もその流れで、昭和34年生まれの私の目には初めて見るのに懐かしい感じがする建物です。
こんな旅館に宿泊して、夕涼みがてら二階の窓から暮れていく風情ある下町の雰囲気に浸っていられたら…と思う御同輩は多いんじゃないでしょうか。





「太栄館」は、昔は「蓋平館」で今の名前になったのは昭和10年頃だそうです。






親友金田一京助の紹介で石川啄木が明治41年9月にから3ヶ月宿泊していた縁で、宿の前に啄木の歌碑がありました。






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明治、大正、昭和の息吹を受け継ぐ歴史建造物と新しいマンションなどが共存する通り。
夫が一番見たがっていた木造三階建ての下宿・本郷館(築100年超)は残念ながら2011年に取り壊されて、跡地にはワンルームマンションが建っていました。
町の文化遺産を残したいと訴える人がいる一方で、耐震設備も充分でない古い大きな建物に日々危険を感じて暮らしている近所住民もいらっしゃるわけですよね。民間の歴史的建造物を地震国日本でどこまで守り残し続けられるのか、難しいことだなぁと思いながら菊坂下まで下り、春日から都営三田線に乗りました。
(5月26日)

この後は、一旦東京駅まで戻りました。






[ 2013/06/04 18:38 ] | TB(0) | CM(6)
おつかれさまでした。
こんにちは。

東京では良いお天気だったようで良かったですね。
谷中の指人形屋さん、「なになに?」って感じでわたしも覗いたことがあります。
最近は夕焼けだんだんも超メジャーになってしまって、休日は歩けないほどの
人ごみになっています。
ヒマラヤ杉の所は、NHKのドラマのロケで良くつかっていました。
谷根千はすっかり観光地になったなーと思う今日この頃です。

東大の食堂、広いー。
お値段もリーズナブルだしなかなかおいしいですよね。
生協のグッズも結構バラエティーに富んでますし、たしかお土産用の
お饅頭もあったような・・・。

本郷界隈は喫茶店やパン屋さんが多く、ちょっとレトロな街並みも
すてきです。
けど、古い建物は年々少なくなってきてますね。
震災が起きた時は倒壊する危険性があるので、保存は難しいのでしょうね。

東京に住んでいてもなかなか行く機会が無いようなところを
よくご存じなことに驚きました。
この後のレポも楽しみにしています。
[ 2013/06/05 15:16 ] [ 編集 ]
ねこ江戸さん、こんばんは。
この日の東京は夕方から雲が出てきましたが、お昼過ぎまではよく晴れて、5月にしては暑いくらいでした。
指人形屋さんはちょうど私たちが訪れた前日に情報番組があったらしく、「テレビで見たから」と覗きに来たお客さんがけっこう多かったです。
谷根千を廻っているらしい派手な色の循環バスを見かけました。観光客が大挙して押しかけているのでしょうね。昔ながらの下町の風情がいつまでも残っていてほしいと思いますが……。

東大の生協でお饅頭も見かけましたよ。東大の銀杏マークと「東京大学」というネームを入れて、東京大学饅頭、東京大学チョコレート…などという製品名で売られていました。実際はメリーやコロンバンのものでしたが。(笑)

地方でもそうですが、東京の下町には今の耐震基準ができる前に建てられた民間の建物がいっぱい残っているんじゃないでしょうか。
できるだけ保存しようという動きもあるようですが(たとえば明治村などに移築するとか)、よほど有名で価値が認められている建物じゃないと経済的にも無理でしょうし、現実的には解体されて味けないマンションなどに替わっていく場合が多いのかなぁと思うと寂しいですね。

人混みが苦手なので、なるべく人口密度が低そうな、散歩するのに風情がありそうなところ…という条件で探します。
でも私自身は方向音痴なので「ココとアソコ」って言ってみるだけ。行程を考えるのは夫に任せています。(笑)
[ 2013/06/05 18:37 ] [ 編集 ]
わー、本郷。
ワタシのあこがれのお散歩コースでもあります。ちょうどこの前「漱石の美術世界」(小説の中に出てくる絵画が展示されています)という展覧会を観たので、三四郎池を見せていただいてうれしいです。

ココとアソコと言えばナビゲートしてくださるご機嫌のいいダーリンがいらっしゃることも、本郷散歩以上にうらやましい♪

益田ミリさんのマンガも買ってまでは読んでいませんが、何時もたのしみです。もしオススメがあったら教えて下さいませね。
[ 2013/06/06 20:48 ] [ 編集 ]
あきらさん、こんにちは。
三四郎池は草木がちょうど成長期でもさもさしていましたが、植栽などにあまり人工的な要素が入っていない自然な感じにかえって親近感が持てました。

ここに行ってみたいなぁという場所を幾つかリストアップ、気が向けば多少のリサーチ…とここまでが私の担当で、時間配分やルートと交通手段を考えるのが夫の役目です。そうしないと地図が読めず位置関係もイメージできない私の立てる計画は実行不可能だからだそうです。(笑)

益田ミリさんはエッセイが軽妙でらくに読める(よい意味で)ので時々文庫本を手にします。「47都道府県 女ひとりで行ってみよう」も旅の参考になりました。
「すーちゃん」シリーズは映画にもなったみたいですね。
[ 2013/06/07 11:01 ] [ 編集 ]
レトロな街
こんばんは。

本郷、私も憧れの場所です。
昭和初期にタイムスリップしたかのような・・・まさにそんな風情ですね。
書生さんとか普通に歩いてそうですよね。

東大の食堂って一般人も食事できるんですね。
学食ってとても懐かしいです。
それにしても、ほんとに広いですね~。
安田講堂はやはり重厚感があり、歴史を感じさせますね。

もうずいぶん前ですが、東大の近くにある弥生美術館に行きました。
高畠華宵や蕗谷虹児などの挿絵画家の絵が展示されている美術館です。
久世さんの「花嫁人形は眠らない」というドラマで知ったのですが、私も重度の方向音痴なのでドキドキしながら探して行ったのでした。。
このドラマの舞台も本郷で「本郷は坂が多くてきらい」なんて台詞もありました。
[ 2013/06/07 23:07 ] [ 編集 ]
ミツコさん、こんにちは。
学食って独特の味付けですよね。
それぞれの大学によって味は違うはずなんですが、なぜか「学食の味」という漠然とした範疇内では私が通っていた大学も夫の出身校も東大も(!)なんとなく同じような味に感じられます。美味しいとか不味いとかじゃなくて、うーん「学食の味」としか言いようのない共通の味……(笑)
東大のキャンパスはほんとに広くて、しかも歴史的建造物がたくさんあるので時間があればもっとゆっくり「探索」したいところでした。

本郷は私も好きで6年前にも樋口一葉旧居跡のある菊坂あたりや金魚坂を歩いたんですが、台地だから坂が多いですよねー。
弥生美術館・竹久夢二美術館への道標も言問い通りからキツい弥生坂を上って東大の近くまで来たところで見つけました。
東京は大都市で交通網もすごいから年を取ってもいつでも行けると思っていましたが、街歩きするなら足腰が達者なうちじゃないと無理かもしれませんね。
[ 2013/06/08 15:53 ] [ 編集 ]
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